
ご挨拶
私共、旭化成ネットワークス株式会社は2003年に創設され、2004年から事業を開始しちょうど20年が経過しました。
これもひとえに多くのお客様や長く支えていただいているベンダーの皆様、そして社員一同の努力があってこそと考えております。
この場をお借りして、皆様に心より感謝申し上げます。
創設から20年、当社の歴史を振り返ると、データセンター事業からスタートしており、当時はハウジング・コロケーションの案件が中心で引合いも多く、サーバルームを順次増設し順調に規模を拡大して参りました。その中で、旭化成以外のお客様にも提供を行い複数のビジネス基盤を成立させました。その後、ハウジングからクラウドサービスに主流が移っていく中、いち早くクラウドビジネスを立上げ事業転換を図り、現在でも当社の主力サービスとなっております。
しかしながら、ここ数年の潮流として、パブリッククラウド、メガデータセンターといった大規模なビジネススキームが市場の本流になっています。この流れに対してどのようなサービスを展開していくのか、当社の強みは何なのか、変えるべきことは何なのか、残して伸ばすことは何なのか、あらためて正直に見つめ直し、次の10年、20年に向けたアクションを開始していかなければなりません。
当社は2025年を初年度とする3ヵ年の中期計画を策定しました。短期、中期、長期の課題に積極的に向き合いよりよい会社を目指します。より一層信頼される会社を目指し、次のステップに向けて果敢にチャレンジし社員一同一丸となって更なる成長に向け取り組んで参ります。10年先、20年先もお客様、関係者の皆様、そして当社の社員が笑顔でいられるよう努力して参ります。
ホームページ更新に際して
今回更新するホームページは2013年に立上げましたが、その後のメンテナンスが十分に実施されず今回ようやく更新を行いました。振り返ると、このようなケースは業務を遂行していると、あちこちに散見され業務管理の課題の一つと感じております。
業務であれ提供するサービスであれ、あるいは設備であれ、作り上げる時には多くのパワーと情熱を持って取り組んでいきますが、その後、完成した、あるいは完成しつつある状態を維持、発展させていくことがとても大切で、責任や役割を明確にして定期的に状況を確認し必要に応じてメンテナンスしていくことに、より多くのパワーが必要になるのだと思います。何かの計画を立てることが目的ではなく、それを着実に実施していくことの大切さを改めて実感しています。
2025年2月
旭化成ネットワークス株式会社
代表取締役社長 堀越 岳